今週は、QueenのLove of my lifeをお届けします。
都合により2バージョン書きました。
バージョン1
デビュー当初は派手なファッションを身に付け、化粧まですることのあったグラム・ロックに属しながらゴリンゴリンのハードロックでデビューしたQueenのオーケストラロックの代表作、ボヘミアン・ラプソディを収録する4枚目のアルバム、「A Night at the Opera」(邦題:オペラ座の夜)に収録されている曲です。日本から人気に火が付き、初来日のときには空港に1200人のファンが集まって熱烈歓迎しました。メンバーはこんなにファンがいることに逆にびっくりして、以来大の日本ファンになりました。大学進学率が6%という当時のイギリスで、メンバー全員が学位保持者であるというインテリバンドだということは以前紹介しましたよね。
1975年リリースのオペラ座の夜は1976年リリースのA Day at the Races(華麗なるレース)と双子アルバムで、明治末期、帝劇の広告で「今日は帝劇 明日は三越」のキャッチコピーのように、昼は紳士の娯楽、競馬、夜はオペラという紳士淑女の生活を表しています。クイーンの最高傑作として名の挙がる事が多いこのアルバム。オペラを意識した凝りに凝った演出となっています。
「ラブ・オブ・マイ・ライフ」は、今はギターのブライアン・メイが観客と一緒に歌っていますが、コンサートでは当時、みんなが100円ライターを灯して大合唱するバラード曲です。今ならスマホのライトですね。アルバムではピアノとハープで演奏されてるんですが、ライブではブライアン・メイの12弦ギターでの演奏になってるんですよね。
Loveというのは、愛という意味だけでなく、転じて恋人を意味します。人生で一番愛している人。
ボーカルのフレディの当時の恋人目エアリー・オースティンについての思いを込めて書いた曲だと言われています。
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ボクの人生を捧げた恋人
なんでボクを傷つけるんだい?
ボクの心を切り裂き、そしてキミは去ろうとしている
最愛のキミ、
やめてくれよ、行かないでくれ
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
いとしのキミ、行かないでくれ
ボクから愛を取ってしまったらボクは枯れてしまう
なんで行ってしまうんだい?
やめてくれよ、行かないでくれ
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
時が過ぎたとき、きっとキミは思い出すさ
年老いてもボクはずっとキミの傍にいたいんだ
そして今と同じようにキミにささやきたいんだ
ボクがどれだけキミを愛しているかを
だから早くボクのもとに戻って来てくれないか
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
いとしの恋人
キミはボクのすべてなんだ
~~~~~
女々しさ全開の歌ではありますが、それもフレディが歌うと芸術に聞こえるんですよねぇ。
アルバムでのピアノとハープで奏でられるピロロンピロロォォンっという世界は今ではロマンチック苦手なボクがまだ若かりし頃、とっても心に刺さりました。
日本びいきのQueenは、1975年から10年で6回来日しているんですが、ボクは高校生のときの79年と81年、武道館でこの曲を一緒に行った同級生たちと大合唱しました。なぜかライターも持ってたんでしたっけ。
ストーカーに好かれるボクですが、こんな恋もしたことあったっけな?と今週は考えていたんです。そしたら昨日夢で大昔つきあった白百合のような彼女が夢に出てきました。
ではここでロマンチックなアメリカン小話を一つご紹介しますね。
女王様体質の彼女から、「私を愛しているなら、『それを世界中に聞こえるように叫んでちょうだい』」って言われたんだそうです。
そう命令された彼氏は、「世界中の誰よりもキミを愛してる」って、
彼女の耳元でささやいたんですって。
「世界中に聞こえるようにって言ったでしょう!もっと大きな声で言いなさいよ!」と彼女はまた命令するんですけどね、すると彼はこう返したんですって。
「世界中に聞こえるように言ったさwボクにとってキミこそが世界なんだから。」 女王様体質の人ってこういう要求をよくするんですよね。ボクもこれ言われたことあるんですよ。夢に出てきた白百合の人じゃなくて、真っ赤なバラが世界一似合う人に(本人は白いバラの方が好きらしいんですが)。この話を知っていたボクは、同じことをしました。「あんた、やるじゃない」と褒められました。日本語だと相当ハードルが高いですけれど、幸い、このやり取りは英語だったのでなんとかクリアしました。
バージョン2
デビュー当初は派手なファッションを身に付け、化粧まですることのあったグラム・ロックに属しながらゴリンゴリンのハードロックでデビューしたQueenのオーケストラロックの代表作、ボヘミアン・ラプソディを収録する4枚目のアルバム、「A Night at the Opera」(邦題:オペラ座の夜)に収録されている曲です。日本から人気に火が付き、初来日のときには空港に1200人のファンが集まって熱烈歓迎しました。メンバーはこんなにファンがいることに逆にびっくりして、以来大の日本ファンになりました。大学進学率が6%という当時のイギリスで、メンバー全員が学位保持者であるというインテリバンドだということは以前紹介しましたよね。 1975年リリースのオペラ座の夜は1976年リリースのA Day at the Races(華麗なるレース)と双子アルバムで、明治末期、帝劇の広告で「今日は帝劇 明日は三越」のキャッチコピーのように、昼は紳士の娯楽、競馬、夜はオペラという紳士淑女の生活を表しています。クイーンの最高傑作として名の挙がる事が多いこのアルバム。オペラを意識した凝りに凝った演出となっています。 「ラブ・オブ・マイ・ライフ」は、今はギターのブライアン・メイが観客と一緒に歌っていますが、コンサートでは当時、みんなが100円ライターを灯して大合唱するバラード曲です。今ならスマホのライトですね。アルバムではピアノとハープで演奏されてるんですが、ライブではブライアン・メイの12弦ギターでの演奏になってるんですよね。 Loveというのは、愛という意味だけでなく、転じて恋人を意味します。人生で一番愛している人。 恋人だけじゃなく、人にはとても大切な人っていると思うんですね。 みなさん、それぞれの大切な人思い浮かべながら聞いてみてください。
~~~~~ ボクの人生を捧げた恋人 なんでボクを傷つけるんだい?
ボクの心を切り裂き、そしてキミは去ろうとしている
大切なキミ、 やめてくれよ、行かないでくれ
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
いとしのキミ、行かないでくれ
キミがいなくなってしまったらボクは枯れてしまう
なんで行ってしまうんだい?
やめてくれよ、行かないでくれ
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
時が過ぎたとき、きっとキミは思い出すさ
年老いてもボクはずっとキミの傍にいたいんだ
そして今と同じようにキミにささやきたいんだ
ボクがどれだけキミを必要としているかを
だから早くボクのもとに戻って来てくれないか
キミがボクにとってどんなに大切かキミはわかってないんだ
大切な人、ボクにとってかけがいのない大切な人
キミはボクのすべてなんだ
ずっと忘れない
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ラブソングではありますが、それもフレディが歌うと芸術に聞こえるんですよねぇ。 男女の愛だけに限らず、愛にはいろいろな形があると思います。親子であったり、兄弟であったり、あるいは友人であったり、自分の人生に大きく影響を与えてくれる人への愛情というのもありますよね 人生を支えてくれる、そんな大切な人とずっと一緒にいたいけれど、大切な人ともお別れしなければならないときもありますよね 大切な人との楽しい思い出は大事だけれど、そんな宝物を胸にしまえば今日もがんばろって勇気になると思います。 アルバムでのピアノとハープで奏でられるピロロンピロロォォンっという世界は今ではロマンチック苦手なボクがまだ若かりし頃、とっても心に刺さりました。 日本びいきのQueenは、1975年から10年で6回来日しているんですが、ボクは高校生のときの79年と81年、武道館でこの曲を一緒に行った同級生たちと大合唱しました。なぜかライターも持ってたんでしたっけ。 武道館が一体になって、すごくパワーが貰えたきがしました。